前提条件
- 「AI分析機能」が利用可能なワークスペースであること
- 「テーマ管理機能」が有効なワークスペースであること(Flyle側での設定が必要となります)
概要
テーマ機能では、AIによる自動生成・サジェスト、手動による分類の両面からのアプローチによって、Flyleに投稿されたフィードバックのグルーピングを半自動で行う機能です。
テーマ機能を活用することで、顧客がどのような課題やニーズを持っているのかの傾向を素早く判断することに繋がります。
この機能に登場するデータ
- テーマグループ
- テーマをグルーピングしたもので、一つのテーマグループに復数のテーマを選択できる
- 例:商品検索、決済、システムパフォーマンス、商品品質、接客態度、など
- テーマ
- 要約をグルーピングしたもので、一つのテーマに復数の要約を選択できる
- 例:検索項目にxxが不足、QRコード決済に対応していない、など
- 要約・要約分類
- AI分析を有効化することで利用できる、フィードバック本文内の要約
- 1つのフィードバックに復数の要約が付与される場合もある
- 要約は クリティカル/要望/ネガティブ/ニュートラル/ポジティブ のいずれかに分類される
- 例:xxで検索できなかったのが残念、QRコード決済に対応してほしい、など
- フィードバック
- Flyleに登録された顧客フィードバック
1. 初期設定フェーズ
1-1. AI分析を有効化し、フィードバックの分析を完了させる
こちらを参考にしてください
1-2. テーマ管理機能の有効化
1-3. 類似した要約の自動追加を有効化する
意味が類似した要約を自動でテーマに追加します。
テーマの自動作成前に有効化しておくことで、自動作成されたテーマや、新たに作成された要約が自動でテーマに追加され、手動の要約分類の作業が少なく利用することができます。
無効のまま利用することも可能です。
- https://app-staging.flyle.io/themes/settingsにアクセスする
- 自動追加をオンにする
要約の自動追加に関する補足
- 自動追加を有効にすると、新しく生成された類似度の高い要約は既存のテーマに自動で追加されます
- 自動追加はいつでも有効・無効を切り替えることができます
- 一度有効にしてから無効しても、すでにテーマに自動追加された要約はそのまま残ります
- 自動追加された要約には「自動追加アイコン」が表示され、ホバーすると自動追加日時が確認できます
- 要約を手動で追加して、自動追加が完了するには多少時間がかかります(一度他のテーマを閲覧したり、リロードをお試しください)
- 以下の条件で要約に「自動追加アイコン」が付与されます
- テーマの自動生成でテーマに追加された要約
- 新しく作成されて、自動でテーマに追加された要約
- 以下の条件で要約から「自動追加アイコン」が削除されます
- 要約を手動で別のテーマに移動する
- 要約を手動で編集する
- 要約を手動で選択して新しいテーマを作成する
- テーマを手動で削除する(未分類に移動した要約)
1-4. テーマを自動生成する
- https://app.flyle.io/themes にアクセスする
- 画面右上の「作成」ボタン→「自動生成」を選択する
- 自動生成は、フィードバックの量によっては数十分かかることがあります
- 自動生成完了のタイミングで、実行したメンバーアカウント宛にメールが送信されます
- テーマが自動生成される
自動生成に関する補足
- 自動生成によるテーマは、「非常に類似度の高い要約が3つ以上あった場合」に作成されます。
- 似たようなテーマが復数作成されることがあります。
- 自動生成は連続では実行できません。新たに100件以上のフィードバックが登録されるか、前回自動生成を実行してから1週間以上経過している必要があります
1-3. 自動生成されたテーマの内容を確認し、修正する
自動生成されたテーマをを確認し、下記の修正を行います。
- テーマ名が期待と異なる場合、テーマ名を修正する
- テーマに分類された要約が期待と異なる場合、テーマから要約を外す or 要約を別のテーマに移動する
1-4. テーマグループを作成し、テーマをグルーピングする
近しい内容のテーマをを集めて管理できるよう、テーマグループを作成します。
- 画面右上の「作成」ボタン→「グループ」を選択する
- グループ名を入力する
- (任意) グループの説明を入力する
- (任意)「関連するテーマと要約を検索」ボタンを押すと、グループにひも付きそうなテーマと要約がリストアップされるので、該当するものにチェックを入れる
- 「保存」ボタンを押して、グループを作成する
- 「保存時にテーマと要約を自動分類する」にチェックを入れていた場合、上記4.においてチェックされていたテーマ/要約に類似するものを、作成されたグループに自動で分類します。
- すでに作成済みのテーマの中から、新しく作成したグループに分類できそうなものがあれば移動する
※現状はドラック&ドロップによる移動のみサポートしていますが、テーマの数が多い場合に移動作業に工数がかかるため、今後改善予定です。
1-5. おすすめされたテーマ・要約を確認する
テーマ管理機能の「おすすめ」機能には、2つのパターンがあります。
1. テーマに分類できそうな要約をおすすめする
- テーマ一覧に表示される青い数値は、そのテーマに分類できそうな可能性が高い要約の数です。
- テーマを押下すると要約の一覧が表示されるので、画面を下までスクロールし、「おすすめ」欄まで移動します。
- おすすめされた要約に対し、下記のどちらかのアクションを行います。
- テーマに追加:要約をテーマに追加します。その後、新たに追加された要約に類似する要約があれば、さらに追加でおすすめを表示します。
- おすすめから削除:おすすめ欄から削除します。その後、削除した要約に類似する要約はおすすめ欄に表示されません。
2. テーマグループに分類できそうなテーマをおすすめする
- テーマグループの横に表示される青い数値は、そのテーマグループに分類できそうな可能性が高いテーマの数です。
- 三点リーダから「おすすめのテーマ」を押下し、テーマグループに分類するテーマにはチェックをし「追加」ボタンを押下します。
- おすすめから削除する場合、削除アイコンを押下します。その後、削除したテーマに類似するテーマはおすすめ欄に表示されません。
2. 運用フェーズ
2-1. 新たにおすすめされたテーマ・要約を確認する
新たに登録されたフィードバックの数が増えると、テーマをメンテナンスする必要があります。
具体的な操作は と同様となります。
この操作を繰り返していくと分類のパターンが拡充され、新しいフィードバック要約が高い確率でいずれかのテーマにおすすめされる状態となります。
2-2. テーマをアーカイブする
すでに解決しているテーマや、今後実現予定のないテーマをアーカイブすることができます。
アーカイブしてもデータが削除されることはなく、画面右上の「アーカイブを見る」ボタンから確認、復元することが可能です。
2-3. 要約を非表示にする
テーマの素材として利用できない要約など、テーマ画面から除外したい要約を非表示にすることができます。
テーマ画面からは見られなくなりますが、フィードバックには表示されます。
絞り込みを有効活用する
テーマ画面では、表示する要約の絞り込みを行うことができます。タグ、カスタムフィールド、要約分類、期間などで絞り込みを行うことで、特定の観点に着目したテーマの傾向を把握することが可能です。
- 例
- 要約分類:ネガティブ x 期間:直近3ヶ月、で絞り込む
- タグ:機能 x タグ:満足度、で絞り込むm
- など
よくあるご質問
(執筆中)