作成日:2023/6/22
このページでは、Flyleサーベイで回答率を高めるためのTipsと具体的な活用例を紹介しています。 ぜひ貴社でサーベイを行われる際の、参考としてご参照ください。
目次
- 📌サーベイの回答率を高めるためのTips
- シンプルで簡単に回答できる質問を作成する
- ターゲティングとタイミングを考慮する
- 🔖サーベイ活用例
- 例1:新機能リリース後の改善点収集
- 例2:既存機能の改修・リニューアル
- 例3:既存機能の評価
- 例4:β版機能の精度向上
- 例5:開発優先度策定のための参考情報収集
- 📝そのほか気をつけるべきこと
📌サーベイの回答率を高めるためのTips
シンプルで簡単に回答できる質問を作成する
ユーザーがサーベイに回答するハードルを下げることが大切です。ユーザーに聞きたいことは沢山あるかと思います。しかし、膨大な質問数や自由記述といった、ユーザーに負担を感じさせてしまうと、回答が集まりずらくなってしまいます。 シンプルな内容で回答がしやすい形式でサーベイの内容を作成することがポイントです。
回答者の時間を考慮し、簡潔に焦点を絞った内容にしましょう
回答者が質問内容を容易に理解できるように書くことが大切です。質問している内容を明確に書き、業界特有の言葉を避けるようにしてください。1つの質問の中には、複数の質問を含めないようにしましょう。
また、一度のサーベイで膨大な量の設問は避けるようにし、1回のサーベイで調査する内容には一貫性を持たせましょう。1回のサーベイでは、多くても3-4問ほどに留め、目的毎にサーベイを実施することを推奨します。回答者の負担にならないように考慮しましょう。
◎OK例:サービスの満足度を0-10点で教えてください。
▲NG例:サービスの満足度とその理由を教えてください。サポートはいかがでしたか?
可能な限りクローズドエンドの質問(yes/no、1-10、選択形式)
ユーザーが回答しやすい形式で設問を設けることが大切です。ユーザーから詳細な回答を得たい場合には、サーベイの最後にインタビュー導線を設けて、直接ヒアリングすることもお勧めです。
◎OK例:サービスの満足度を0-10点で教えてください。
▲NG例:サービスとサポート体制に対する評価を教えてください。
ターゲティングとタイミングを考慮する
サーベイを設定する際には、サーベイを行う対象選定と表示するタイミングを意識しましょう。サーベイに回答してほしいユーザーをターゲティングすることで、回答率を高めることができます。
適切なターゲットを絞り、ユーザーの行動導線を考慮して配信設定することがポイントです。
適切なユーザーをターゲティングする
サーベイの目的に応じて、調査対象のユーザーを絞り込むことが大切です。特定のユーザーにとっては、当事者意識を持って回答できる内容でも、ある属性のユーザーにとっては、興味範囲外であったり、回答のしようがない場合もあります。
自分に関係がないサーベイが表示されることで、ユーザー体験を阻害するリスクもあるため、適切なターゲットを定めることを推奨します。
サーベイの目的を明らかにした上で、回答を集めたい属性のユーザーだけにサーベイを表示させるようにしましょう。
<例>
・既存機能に対するサーベイを行う場合、対象の機能を利用したユーザーのみに配信する。
・契約に関するサーベイを行う場合、Adminユーザーのみに配信する。
タイミングを考慮する
サーベイを表示するタイミングとしては、サーベイで聞きたいことに関連する機能を使ったタイミングなどに設定するのがお勧めです。 例えば、ログインした直後に表示するのは避けるようにしましょう。ユーザーは何か作業するためにログインをしているので、作業の妨げにならないか、という観点を踏まえて配信タイミングを考えましょう。 Flyleで設定する場合は、「ユーザーが何か操作を行った後」にURLやクエリパラーメータに何かしらの変化があれば、設定することができます。
🔖サーベイ活用例
例1:新機能リリース後の改善点収集
- 配信対象:AIによるPRD作成機能を利用した人
- 配信タイミング:AIによるPRD作成機能を利用した後
例2:既存機能の改修・リニューアル
- 配信対象:全ユーザー
- 配信タイミング:ソリューション画面に遷移した後
例3:既存機能の評価
- 配信対象:全ユーザー
- 配信タイミング:ソリューションのロードマップビュー画面に遷移した後
例4:β版機能の精度向上
- 配信対象:AIによるタグの自動分類機能を利用した人
- 配信タイミング:AIによるタグの自動分類機能を利用した後
例5:開発優先度策定のための参考情報収集
- 配信対象:ロードマップビューを見た人
- 配信タイミング:ロードマップビューに遷移した後
📝そのほか気をつけるべきこと
- 繰り返したり、過度に調査しない
- すべてのタッチポイントで顧客からフィードバックを収集することは、顧客の観点からすると非常にストレスになります。そのため、同一の顧客へのサーベイは一定期間時間をおいて配信するようにしましょう。
- アンケートの回答者にデータのプライバシーについて安心させる
- アンケートの取り扱い方針などを利用規約などに明記しておきましょう。