レポートを作成し、フィードバックを分析する

レポートを作成し、フィードバックを分析する

                                  更新日:2025/05/16

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事前にご確認ください
  • レポート機能は「プロフェッショナルプラン」「エンタープライズプラン」でのみご利用いただける機能です。
  • 本マニュアル内の「1-5. 集計するカテゴリを選択する」に記載されている「テーマ」「要約分類」「キーワード」は、「AI分析オプション」が有効なワークスペースでのみ利用できます。

レポート機能とは

レポート機能は、フィードバックに関連するデータを柔軟に選択し、効果的に可視化することを目的としています。この機能により、特定のデータ軸に沿って様々な形式で情報を整理・表示することが可能となり、ステークホルダー間でのフィードバック傾向の素早い把握を実現します。

以下、レポート機能の使用方法について説明します。

1. レポートの作成・編集

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1-1. レポート画面にアクセスし、「作成」ボタンを押す

1-2.集計単位を下記の2つから選択する

  • フィードバック単位
    • 汎用的な分析に適している
  • 要約単位
    • 要約やテーマの分析に適している

1-3. 描画対象のデータを絞り込む

1-4.レポートの表示形式を選択する

レポートは以下の方法で表示できます。

  • テーブル: データを表形式で表示します。背景色の濃淡でより直感的に傾向を理解できます。
  • 折れ線グラフ: 時系列データやトレンド分析に適しています。
  • 棒グラフ: カテゴリー別の比較や分布を視覚的に示せます。
  • 円グラフ: 項目ごとの割合の表示に適しています。

1-5. 集計する要素を選択する

レポート作成時、ユーザーは以下のカテゴリを選択することができます。

  1. カスタムフィールド
  2. カスタムオブジェクト
  3. タググループ
  4. テーマ(テーマビュー・テーマグループ・テーマ)
  5. 要約分類
  6. キーワード
  7. 時系列(1日、1週間、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年
「時系列」カテゴリで集計する際の注意事項

1-6. グラフでの表示/非表示を設定する

各グラフにおいて、特定のデータを視覚的に非表示にする設定が可能です。

見せる必要がないものを簡易的に非表示にしたい場合に便利です。

詳細はこちら

1-7. 名前をつけて保存する

2. レポートをダッシュボードにまとめる

“1”で作成したレポートを1画面にダッシュボードとしてまとめることができます。

2-1.ダッシュボード画面にアクセスし、「作成」をボタンを押す

2-2.ダッシュボードに表示させるレポートやテキストを選択する

  • 1つのダッシュボードに表示できるコンテンツ(レポートとテキスト)の数は30個まで
  • コンテンツのサイズと配置は柔軟に動かすことができます
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2-3.ダッシュボード単位の絞り込み

  • ダッシュボード上で、各レポートに対し、絞り込み条件を指定することができます。
  • また、絞り込んだ状態をダッシュボードのビューとして保存できます。 (例:1つのダッシュボードを、各支店毎に絞り込みビュー保存できます。)
詳細はこちら

2-4.ダッシュボードに名前をつけて保存する

  • タイトル:100文字以内
  • ダッシュボードは無制限に保存できます

3. その他の仕様

3-1. レポート上のデータをホバーすると、データの詳細を確認できる

また、詳細(下記画像の黒い領域)をクリックすると、フィードバックの一覧や要約の一覧が別タブで表示されます。「レポート画面で大きな傾向把握した後、フィードバック一覧や要約一覧でより具体的な課題を探す、といった活用が可能です。

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3-2. レポートの複製機能

  • ダッシュボード画面にて、作成済みのレポートが複製可能
    • レポートを複製することにより、レポート作成の工数を削減することができます。
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詳細はこちら

3-3. レポート/ダッシュボードのフォルダ管理機能

  • レポート/ダッシュボードはそれぞれ、フォルダで管理することができます。
    • ダッシュボードとレポートは 別々の階層 で管理されるため、それぞれの一覧画面でフォルダを作成してください。
  • 一番上の階層にレポートやダッシュボードを移動したい場合は、フォルダを選択せずにそのまま「移動」ボタンを押下していただくことで、移動ができます。
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  • フォルダを削除したい場合は、対象のフォルダを開いた状態で、画面右上の「︙(メニュー)」から「現在のフォルダを削除」を選択します。※一覧画面からの削除には対応していません

3-4. グラフのカラーをカスタマイズする

折れ線グラフ・棒グラフ・円グラフの場合に、カラーをカスタマイズすることができます。

  • カラーテーマは、項目の表示順に従って自動的に色が割り当てられます。項目の追加・削除や絞り込みによって表示内容が変わると、割り当てられる色も変化する場合があります。
  • 特定の項目に対して常に同じ色を使いたい場合は、カラーカスタマイズで色を上書きしてください。なお、項目数がカラーテーマの色数を超える場合は、テーマ内の色がローテーション(繰り返し)で自動的に再割り当てされます。
  1. カラーテーマ
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    2. グラフの配色をカラーテーマから選択して指定することができます。
    3. 要約分類の場合は、Flyleの定義した要約分類の配色がデフォルトで反映されるため、カラーテーマを選択できません。
  2. カラーカスタマイズ
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    2. カラーテーマで指定されたカラーを、項目ごとに上書きすることができます
  3. 補足
    1. HEX指定
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      2. カラーピッカー内の『RGB』と表示される部分を2回クリックすると、『HEX』モードに切り替わり、16進数でカラーを指定できます。
      3. ブランドや商品のカラーコードが分かっている場合、HEX指定を使うことで簡単に反映できます。
    2. スポイト
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      2. カラーピッカーのスポイトを選択すると任意の場所のカラーを抽出して指定することができます

      3-5. 権限について

    3. 投稿者:レポート・ダッシュボードの閲覧ができます。
    4. 編集者、管理者:レポート・ダッシュボードの作成・編集・削除エクスポートができます。

4. レポートサンプル

  • 課題の推移を確認: 「テーマ x 月別集計」で、時間経過による課題の変化を把握。
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  • タグ毎の感情分析: 「タグ x 要約分類」で、特定タグに関連するポジティブまたはネガティブなフィードバックを分析。
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  • キーワードのネガティブ・ポジティブ分布: 「キーワード x 要約分類」で、ネガティブ・ポジティブなフィードバックに含まれているキーワードの傾向を把握する。
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