更新日:2025/01/30
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カスタムオブジェクトを利用することで、下記を実現できます。
- 商品マスタや店舗マスタなど、独自データをFlyle上で定義できます
- 独自データをフィードバックに付与できます
- 独自データに付随する情報(カテゴリなど)でフィードバックの絞り込みを行ったり、レポートに利用できます
カスタムオブジェクトの概要
カスタムオブジェクトは、システム内で標準的に提供されていない独自のデータ構造を作成し、ユーザーの業務やプロジェクトに最適化された情報を管理するための機能です。例えば、特定の顧客情報、プロジェクトステータス、またはカスタマイズされたデータフィールドを管理できます。
カスタムオブジェクトを定義する
手順:
カスタムオブジェクトを追加する
- 左下メニューから「カスタムオブジェクト」を選択し、一覧画面へ移動します。
- 画面右上にある「カスタムオブジェクトを追加」をクリックします。
- 表示されるモーダルにオブジェクト名を入力し、「保存」をクリックすると、詳細設定画面に遷移します。
※ カスタムオブジェクトの作成上限は10件です。
カスタムオブジェクトのフィールドを定義する
- カスタムオブジェクトの詳細設定画面で、「フィールドを追加」をクリックします。
- 利用可能なフィールドのデータ型(キー、単一選択、複数選択、数値、日付、単行テキスト、複数行テキスト)から選択します。
- 必要に応じてフィールド名を変更し、フィールドの追加が完了します。
※ フィールドは最大20件まで追加可能です。
補足:
- キータイプとは?
- カスタムオブジェクトのレコード1件を識別するためのキーで、カスタムオブジェクト作成時に自動で追加されるフィールドです。削除可能ですが、削除後新たにキータイプのフィールドを追加することはできません。
- 外部で管理されているマスタデータの識別子が入力されることを想定しています。
カスタムオブジェクトレコードを登録、編集、削除する
作成したカスタムオブジェクトにレコードを登録、編集、削除する方法です。
手順:
- レコード一覧画面から「作成」ボタンを押し、レコード登録モーダルを開きます。
- 各フィールドに必要事項を入力し、「作成」を押すとレコードが登録されます。
- 登録されたレコードは、一覧画面で確認・編集・削除が可能です。
カスタムオブジェクトレコードを一括で登録・更新する
CSVやExcelファイルを使って、レコードを一括で登録または更新できます。
手順:
- カスタムオブジェクトのレコード一覧画面で「インポート」をクリックします。
- 一括インポート用のテンプレートファイルをダウンロードします。
- ファイルに必要なデータを入力し、再度インポート画面でファイルをアップロードします。
- エラーがない場合は、レコードの登録/更新が完了します。
カスタムオブジェクトとカスタムフィールドを連携し、フィードバックデータで表示できるようにする
フィードバックデータにカスタムオブジェクトを表示させるには、カスタムフィールドとカスタムオブジェクトを連携させる必要があります。
手順:
- フィードバック設定画面にて、「フィールド追加」をクリックします。
- カスタムフィールドの「タイプ」選択にて、”カスタムオブジェクト”を選択します。
- ”基本情報”にて、インポートデータに紐づけたいカスタムオブジェクトを選択し、保存します。
- 必要に応じて、特定のフィールドをフィードバック入力時に表示させたり、必須入力項目に設定します。
- フィードバック一覧や詳細画面で、カスタムオブジェクトのデータが表示されます。
レポートにおけるカスタムオブジェクトの活用
カスタムオブジェクトのデータを基にレポートを作成できます。
手順:
- レポート作成画面で、「カスタムオブジェクト」を分析軸に選択します。
- 絞り込み条件として、カスタムオブジェクトのフィールドを指定可能です。
- 作成したレポートは保存でき、カスタムオブジェクトを使った分析が可能です。
カスタムオブジェクトの削除
カスタムオブジェクトやそのレコードを削除する際の操作方法です。
手順:
- カスタムオブジェクト一覧画面で、削除したいオブジェクトの右上にあるゴミ箱アイコンをクリックします。
- 確認ダイアログが表示され、オブジェクト名の入力を求められます。
- 入力内容が一致すると「削除」ボタンがアクティブになります。削除を確定すると、関連データもすべて削除されます。
注意点とFAQ
- カスタムオブジェクトの上限: 1ワークスペースに最大10件まで作成できます。
- カスタムオブジェクトフィールド追加の上限: フィールドは1ワークスペースで20件まで追加可能です。
- 削除後の復元: カスタムオブジェクトの削除は元に戻せませんので、慎重に操作してください。
- カスタムオブジェクトの名称と、インポートデータ上の紐づけたい項目名を、同じ名称にしてください。名称が、不一致の場合、紐づけることはできません。