【2/13リリース】フィードバックインポート機能に関するアップデート

【2/13リリース】フィードバックインポート機能に関するアップデート

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本アップデートに関する留意事項
  • 本リリースによってフィードバックのCSV /EXCELインポート時の動作が変更されましたが、お客様側でインポートファイルの変更作業は不要です。

目次

平素は弊社サービス「Flyle」をご利用いただき、誠にありがとうございます。

このたび、「フィードバックインポート機能(CSV /EXCEL)」のアップデート内容につきまして、ご案内申し上げます。

アップデートの背景

現行のインポート機能では、CSVでの大量データ(2万件以上)の一括インポートや、エラー内容の一括出力が困難であったため、データの修正に多大な時間を要する事例が報告されておりました。

これらの課題を解決するべく、今回のアップデートを実施する運びとなりました。

アップデート内容

フィードバックインポート機能(CSV /EXCEL)について、下記の変更を実施いたしました。

  1. CSVファイルとフィールド項目の不一致をワーニング表示機能の追加
  2. エラーチェックタイミングの変更とエラー内容のCSV出力機能の実装
  3. エラーが発生していないレコードはデータインポートするように仕様を変更

補足事項:

  • 本アップデートは、「フィードバックの新規インポート」および「フィードバックの更新」の両機能に適用されます。
  • 今回のリリースは、フィードバックのCSVとEXCELでのインポートを対象としております。
  • Slackなどのシステム連携によるフィードバック登録には影響いたしません。
  • CSVファイルの上限は拡張されますが、EXCELのファイルサイズ上限1MBは現状と同様ですので、インポートファイルが大きい場合は分割が必要となります。

1. CSVファイルとフィールド項目の不一致をワーニング表示機能の追加

インポート時に、CSVファイルとFlyleのフィールド項目が不一致となる項目をワーニングとして表示するよう変更されます。これにより、データの整合性をより確実に確認できるようになります。

手順:

1−1 インポートの種類を選択します

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1−2 インポートしたいCSV /EXCELファイルを選択します

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1−3 インポートファイルが読み込みされます

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1−4 プレビュー画面にて、インポートファイルとフィールド項目の不一致をワーニング表示されます

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※これまでは、インポートファイルの項目とflyleのフィールド項目の不一致をチェックしておりませんでしたが、

本リリース以降、ファイルにインポート不要な項目がある場合、警告が表示されるようになりました。

ただし、この警告は無視してインポートを実行することも可能です。

※これまでは、プレビュー時にレコードのエラーチェックを行っておりましたが、

本リリース以降は、プレビューではエラーチェックを行わないよう変更いたしました。

2. エラーチェックタイミングの変更とエラー内容のCSV出力機能の実装

インポート時のプレビュー画面において、即時のエラーチェックを行わないよう変更いたしました。代わりに、インポート処理完了後にエラー通知を行います。また、エラー内容をCSVファイルでダウンロードできる機能を追加し、効率的なエラー修正が可能になりました。

2-1 プレビュー後はフィードバック画面に遷移します(まだ、インポートは完了しておりません)

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2-2 インポート処理が完了すると、メールおよび通知アイコンに通知されます

①メール

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②通知アイコン

エラーなし                  エラーあり

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2-3 通知されたメールのリンク、もしくは、通知アイコンの詳細をクリックします

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 ※これまでプレビュー画面で表示されていたエラーは、本画面で確認できるようになりました。    

 エラーが発生した場合は、CSVファイルをダウンロードして詳細をご確認いただけます。

2-4 エラー発生時のCSVを確認します

「CSVをダウンロード」を実行頂きますと、「ワークスペース名-errors-merged.csv」(CSV名称は変更の可能性あり)がダウンロードされます。

CSVファイル内(最右列)にエラーメッセージが記載されています

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3. エラーが発生していないレコードはデータインポートするように仕様を変更

今回のアップデートにより、エラー発生時のデータ処理方法を改善いたしました。これまでは、エラーが発生した場合、全てのデータがロールバックされていましたが、新しい仕様では以下のように変更されました。

  • 正常なデータは予定通りインポートを実施
  • エラーが検出されたデータのみインポートを実施しない

この変更により、大量のデータを扱う際の作業効率が向上いたします。エラーデータがあっても、正常なデータのインポートが中断されることなく処理が継続されるため、データ管理がより柔軟かつ効率的になりました。

3-1 エラーが発生したレコードのみ、CSVファイルを確認し、必要に応じて再度インポートを実施します

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お客様にご注意いただきたい点(まとめ)

  1. インターフェースの変更: 2025年2月13日21時以降、フィードバックインポートのインターフェースが変更されました。新しいインターフェースにご留意ください。
  2. 項目チェックによるワーニング: インポートするファイルに、Flyleのフィールドに存在しない項目がある場合、ワーニングが表示されます。ただし、ワーニングが表示されても、これまでと同様のフォーマットでデータのインポートは可能です。
  3. エラーチェック方法の変更: エラーチェックが非同期処理となり、結果はメールと通知アイコンでお知らせします。また、詳細なエラー内容はCSVファイルでダウンロードできるようになりました。
  4. 部分的なデータインポート: エラーが発生したレコードのみが取り込まれず、正常なレコードはインポートされる仕様に変更されました。これにより、一部のエラーがあっても、全体のインポートプロセスが中断されることはありません。
  5. 大量データのインポート: 従来の2万件程度の制限が撤廃され、より大量のデータ(2万件以上)を一度にインポートすることが可能になります。

おわりに

アップデート直後、使い勝手が変わることでご不便をおかけするかもしれませんが、ご利用のお客様からいただくフィードバックを参考に、今後も継続的に改善を行っていきます。

また、本件に関するお問い合わせは、プロダクト右下のチャット、もしくは、こちらからお気軽にご連絡ください。