フィードバックにフィールドを自動で付与する

フィードバックにフィールドを自動で付与する

更新日:2025/06/26

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事前にご確認ください

この機能は、AI分析が有効なワークスペースでのみ利用できます。 20個までのフィールドでAIを有効にできます。最大20フィールド、合計200選択肢(例:10フィールド×14選択肢は140で可能、20フィールド×15選択肢は300で不可。)まで分析できます。この範囲を超える場合、また何度も過去のフィードバックに有効化・再付与を繰り返す場合、制限がかかる事がございます。その場合、カスタマーサクセス担当にご連絡くださいませ。

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このページでは下記の内容について解説します。
  • フィールドの自動付与を有効にする方法
  • フィールドの自動付与を有効活用するため、AIによる設定内容のレビューを行う方法

目次

機能概要

Flyleでは、フィードバックを分類する手段として「フィールドのAI自動付与機能」を提供しています。(マニュアル: タグ管理機能とはタグ管理機能とは

「フィールドの自動付与」機能は、フィールドと選択肢の説明を解析して、Flyleに投稿されたフィードバックに適切な選択肢を自動的に割り当てます。この機能を利用することで、フィードバックの分類にかかる時間と労力を大幅に削減できることが期待されます。

さらに、ダッシュボード画面では、付与された選択肢の数の推移を確認できます。自動付与と推移グラフを確認することで、手間をかけずに製品フィードバックの傾向を把握することが可能です。

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フィールドの自動付与を有効化する

  1. フィードバック設定画面にアクセスする(https://app.flyle.io/feedback-settings
  2. 自動付与を有効にしたいフィールドのメニューから「AI」を選択する
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Tips
  • タイプが単一選択の場合、フィールド内の選択肢のうち1つだけを、フィードバックに付与することができます。
  • タイプが複数選択の場合、フィールド内の選択肢のうち複数の選択肢をフィードバックに付与することができます。
  1. 自動付与の対象となるフィールド名、選択肢の説明を追加する
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  1. レビューを1回以上実行し、指摘された点を修正する。(次の章で解説)
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  1. 入力内容に問題がなければ、「保存」ボタンを押下する
  2. すでに登録済みのフィードバックと、新たに登録されるフィードバックに対して、自動付与を有効化したフィールドの選択肢が自動で付与される

フィールドの設定内容をレビューする

フィールドの自動付与機能にはGPT技術を利用しています。適切で意図に沿った選択肢を自動で付与するためには、選択肢の名前とその説明が明確であることが重要です。

選択肢を記述する際には、以下の点に注意してください。

  1. 説明欄には空欄がない
  2. 実例を用いて、選択肢の使用方法を示す
  3. 表現が明確である(「かなり重要」や「少し改善」などの相対的かつ曖昧な表現を避ける)
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ご確認ください

レビュー機能は、AIがより明確に解釈できるように、記述内容の改善を助けるためのものです。しかし、レビューに問題がない場合でも、選択肢付けが100%正確であるとは限りませんので、その点をご理解の上ご利用ください。

設計の上限

  • フィールド数 : 最大20
  • AIによる選択肢の自動付与を有効にできる上限は合計選択肢数200
    • 例:AI機能を有効化できる
      • AIを有効にしたフィールド:10
      • 各フィールド内の選択肢:14
      • 合計選択肢数:140 (上限の200以内なのでAIを有効化できます)
    • 例:AI機能を有効化できない
      • AIを有効にしたフィールド:10
      • 各フィールド内の選択肢:21
      • 合計選択肢数:210 (上限の200を超えているのでAIを有効化できません)

再度フィールドを付与する方法

AIを有効化した後に、説明文などを編集し、フィードバックに選択肢を付与し直す方法は下記の2つがあります。

1件づつフィードバックに再度タグを付与する

再度フィールドを付与したいフィードバックを開き、画面右上あたりにある「→」をクリック。

Aiによる分析が再実行されます。

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フィードバック全体に一括で再度フィールドを付与する

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一括再分類を行う際のお願い 複数回フィードバック全体にフィールドを付け直しする場合、プロダクト内のチャットなどから弊社の担当者にご連絡ください。 一度に大量のデータを何度もAIによる分類を行うとコストがかかるため、恐れ入りますがご連絡のほどよろしくお願いいたします。

新しくフィールドを作成し、選択肢を設計してAIによるフィールドの自動付与を有効化ください。

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既存のフィールドを編集した場合、"AI実行をONにした時点" で、既にそのフィールドに属する選択肢が1件以上付いている場合は、編集後の条件で選択肢は付与されません。

意図した選択肢が割り当てられない場合

フィールドおよび選択肢の説明だけでは意図した選択肢が割り当てられない場合、追加で「フィードバック例」を入力すると、AIが自動付与の参考にし、意図した選択肢が選ばれやすくなります。

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ご確認ください

AIに対する情報量(トークン)が増えすぎると、AIによる自動付与の精度が下がる可能性があるため、トークン数に上限を設けています。

上限内であっても、説明文やフィードバック例の構成や表現によって、意図通りの結果にならない場合がありますので、「テスト」で結果を確認してからフィードバック例を保存してください。

FAQs

Q.フィールドを一度有効化したものを、説明文などを編集し、再度AIによる自動付与を有効化した場合、説明文が編集される前に選択肢がついたフィードバックにも編集後の条件で選択肢が再度付与できますか?

A."AI実行をONにした時点" で、既にそのフィールドに属する選択肢が1件以上付いている場合は、編集後の条件で選択肢は付与されません。 "AI実行をONにした時点" で、そのフィールドに属する選択肢が1件もついていないフィードバックに編集後の選択肢は付与されます。