Jira連携

Jira連携

                                更新日:2023年10月27日

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プロダクト開発にJiraをお使いの場合、Jira連携機能を活用することで、以下の通りスムーズに開発者と連携することが可能となります。
  • Flyleソリューションに記載した内容を元にJiraの課題を新規で作成できる
  • Flyleソリューションを既存のJira課題に連携できる
  • 連携することで、Jira側にFlyleへのWebリンクが作成されるため、開発者が施策の背景や顧客の声を簡単に確認できる
  • Jiraの課題のステータスやフィールドをFlyleに連携できるため、開発進捗がひと目で分かる

目次

⚠️ 連携設定をされる前に連携される方のJiraの権限をご確認ください

ソリューションのJira連携を行うためには、下記のJira権限を付与されているFlyleユーザーが設定を行う必要があります。

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各ツールのアカウント権限をご確認ください。
  • Jira管理者である:JiraとFlyleを連携するために必要な権限です
  • 連携するJiraプロジェクトに課題を作成する権限がある:FlyleソリューションをJiraの課題として、該当のプロジェクトに追加するために必要な権限です

※FlyleからJiraに連携設定を行なった方が、課題・コメントの作成者になります。その後、FlyleソリューションをJiraに連携(送信)される場合は、どの方でも、権限はなくとも、ソリューションをJiraに飛ばすことができます。連携された方を判別するには、報告者(reporter)を項目として設定いただくことを推奨しております。 ※現在は「Jira クラウド版」のみサポート対象となります。「Jira サーバー版」がAttrasian社でサポート終了予定のため、動作の保証はございません。ご希望の場合はお問い合わせください。

⚠️ その他の注意点

  • プロフェッショナルプラン・エンタープライズプランの場合、1つのFlyleワークスペースに対し、複数のJiraプロジェクトを連携可能です。
  • Jira側でプロジェクトが削除された場合連携は無効となります。一度「外部設定」画面から「Jira連携の解除を」実行していただき、画面に従って再度連携を行って下さい

初期設定手順

Jira連携を行うためには、Flyleの管理画面上での設定が必要です。

外部サービス連携設定から設定を行なってください。

連携が完了すると

Jiraとの連携設定が完了すると、ソリューションの詳細欄に「Jira連携」の項目が表示されます。「連携する」のリンクを押下すると連携に必要な項目の入力画面が表示されます。

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連携方法①:ソリューションから新規のJira課題を作成する

下記の画面の「連携する課題」の項目で「新規の課題を作成」を選択すると、ソリューションに記載された内容を元に、課題タイプを選択してJira課題を新規で作成することができます。

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プロフェッショナルプラン・エンタープライズプランの場合、複数のJiraプロジェクトと連携できるため、Jiraプロジェクトを選択します。

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入力項目は、Jiraの課題タイプにおける必須項目となります

「説明」欄に入力された内容は、Jira課題の本文に挿入されます。

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「連携」ボタンを押下すると、連携済みのJiraプロジェクト内に新規で課題が作成されます。連携後は、下図のようにソリューションに「Jira課題へのリンク」と「Jiraステータス」が表示されます。「Jiraステータス」はJira側で課題のステータスを変更すると、Flyle側にも自動で変更が反映されます。

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連携方法②:ソリューションを既存のJira課題に連携する

下記の画面の「連携する課題」の項目で「既存の課題から選択」を選択すると、ソリューションを既存のJira課題と連携できます。

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プロフェッショナルプラン・エンタープライズプランの場合、複数のJiraプロジェクトと連携できるため、Jiraプロジェクトを選択します。

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「課題を選択」では、Jira課題のタイトルに含まれるキーワードを入力することで検索が可能です。連携したいJira課題を選択してください。

また、「課題に対するコメント」欄を入力した内容はJira課題のコメントとして追加されます。開発チームへの申し送りなどにご利用ください。

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FlyleとJiraの連携設定を解除する手順

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注意点

Jiraの連携設定を解除すると、今まで連携したFlyle上のJiraのデータが全て削除されます。ただし、Jiraのチケットは削除されません。 Jiraユーザーの変更などを行いたい場合は、トークンの再発行を行い設定を変更してください

トークンの再発行

アクセストークンの期限が切れた場合や、Jira連携を行なっているユーザーを変更したい場合、Jira連携を行ったユーザーがJira上からいなくなった場合はトークンの再発行を行なってください。

アプリケーションリンクが削除されている場合は再作成が必要ですが、作成済みのものを再度使用することも可能です。

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フィールドの同期

JiraのフィールドをFlyleのカスタムフィールドに連携することによって、Jira上でのフィールドの更新をFlyleに同期することができます。これにより、開発チームがJira上でフィールドの値を更新した際に、Jiraアカウントを持っていないビジネスチームのメンバーも、Flyleのソリューション上で同じくフィールドの値を確認できるようになります。

Jira側で更新されたタイミングでリアルタイムに反映されます。

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連携可能なフィールド

現在連携可能なJiraのフィールドは以下の通りです。ステータスはデフォルトで連携されています。

  1. Epic Link
  2. Target start
  3. Target end
  4. 日付ピッカー型のフィールド
  5. ステータス

連携方法

外部サービス連携ページの、「あなたのワークスペースと連携中のサービス」のJiraのセクションの変更をクリックします

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移動したJira連携設定画面で、連携したいフィールドを選んで有効化します。

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連携設定が行われたら、Jiraチケットが更新されたタイミングでFlyleに紐づけられたソリューションとのデータの同期が開始され、ソリューションページに表示されます。

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連携されたフィールドは、Flyleのカスタムフィールドとして扱われるのでソリューション設定ページから、表示非表示の設定や、並び順を変更することが可能です。

ただし、Jiraフィールド連携によって作成されたカスタムフィールドを用いて数式を作成することはできません。

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その他

Jira課題上のWebリンク

Flyleソリューションとの連携を行うと、Jira課題上で下図のようにWebリンクが作成され、Flyleソリューションに素早くアクセスすることが可能です。

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ステータスの同期

ソリューションをJiraに連携後、Jira上のステータスが更新されると、Flyle上のステータスも同期されます。これにより、開発チームがJira上で進捗ステータスを更新した際に、Jiraアカウントを持っていないビジネスチームのメンバーも、Flyleのソリューション上で同じく進捗ステータスを確認できるようになります。

FlyleがサポートしているJiraのデータ型

Jiraには、課題に対してフィールドをを設定することができ、フィールドには様々なデータ型が存在します。(参考:Custom field types in company-managed projects

現在Flyleでは、以下に示すような汎用的なデータ型のみサポートしております。Flyle→Jiraの課題連携時に非対応のデータ型がある場合、「サポートしていないJiraのデータ型が、課題の必須フィールドに含まれる」という旨のエラーを返却します。

  1. 文字列(短いテキスト、など)
  2. 数値フィールド
  3. 日付ピッカー
  4. チェックボックス
  5. ラジオボタン
  6. 選択肢リスト(複数、単数)
  7. タイムトラッキング
  8. 優先度

FAQs

Q. Jiraと連携していたが、突然Jiraと連携ができなくなりました

A. 下記の原因が考えられます。トークンの再発行を行なってください。

  • アクセストークンの期限が切れた
  • Jira連携を行ったユーザーがJira上からいなくなった

詳しいやり方は、トークンの再発行をご確認ください。