- 本記事の範囲
- 前提:データの構成要素
- フィードバックの構成要素
- カスタムフィールドのタイプ
- フィードバックデータのインポート手順
- ①インポート前設定
- カスタムフィールドの設定
- カスタムオブジェクトの設定
- ②データの用意
- ③ データのインポート
本記事の範囲
この章では、Flyleの初期設定からデータのインポートまでの流れをご紹介します。
前提:データの構成要素
インポートしたデータはテーブル形式で蓄積されます。
■フィードバックビュー
■フィードバックの詳細(各データをクリックすると詳細の閲覧が可能です)
フィードバックの構成要素
- タイトル:本文のタイトルに該当します。AIの分析対象に該当します。
- 本文:お問い合わせや、VOCの本文に該当します。AIの分析対象に該当します。
- 投稿日:日付のデータで、時系列のレポートの利用いただけます。アンケートの回答日や問合せの受付日を設定いただくことを推奨しています。
- カスタムフィールド:その他インポートしたいデータがある場合、カスタムフィールドで作成いただけます。
カスタムフィールドのタイプ
フィールドのタイプ | 概要 | 例 | 入力における制約 | レポートでの活用 | ダッシュボード
絞り込みでの利用 |
単一選択 | 事前に選択肢を設定し、設定済みの選択肢の値のみインポート可能。各フィードバックごとにインポートできる値は一つのみ。 | ・アンケートの選択式回答
・事前に分類した結果
・調査名・データ名 等 | 選択肢上限:3,000件 | ・軸への設定可能
・絞り込み条件に利用可能 | できない |
複数選択 | 事前に選択肢を設定し、設定済みの選択肢の値のみインポート可能。各フィードバックごとに、複数の値をインポートできる | ・アンケートの選択式回答
・事前に分類した結果 | 選択肢上限:3,000件 | ・軸への設定可能
・絞り込み条件に利用可能 | できない |
数値 | 数値データのみインポート可能 | ・スコア等 | 数値データのみ | ・軸に利用はできない
・絞り込み条件に利用可能 | できない |
日付 | 「投稿日」以外に登録が必要な日付データを登録可能 | ・投稿日以外の日付データ | yyyy/mm/ddという形式のみ | ・軸に利用はできない
・絞り込み条件に利用可能 | できない |
単行テキスト | 事前に選択肢を登録せずに、単行の自由記述のテキストをインポート可能 | ・VoC ID 等 | ・単行のみ
・文字数:255文字まで | ・軸に利用はできない
・絞り込み条件に利用可能 | できない |
複数行テキスト | 事前に選択肢を登録せずに、複数行の自由記述のテキストをインポート可能 | ・メモやコメント 等 | 特になし | ・軸に利用はできない
・絞り込み条件に利用可能 | できない |
カスタムオブジェクト | テーブル形式のマスターデータを登録し、一意のIDをキーにマスターデータとフィードバックを連携して利用ができる
※詳細はカスタムオブジェクトのマニュアルを御覧ください | ・商品名
・店舗名 | 単一選択のみ | ・軸への設定可能
・絞り込み条件に利用可能 | できる |
関連マニュアル
フィードバックデータのインポート手順
フィードバックデータをFlyleにインポートする前に、フィードバックデータの用意と、Flyle上での取り込み前の設定を実施いただく必要がございます。
▼インポートの全体図
①インポート前設定
まず、ご用意するデータのタイプにあわせて、Flyle側のカスタムフィールドを設定する必要があります。
カスタムフィールドの設定
Flyleに取り込みたいインプットデータの項目を、フィールドに設定します。
カスタムオブジェクトの設定
「メニュー画面」の”カスタムオブジェクト”を選択する。
新規でカスタムオブジェクト追加される際は、”+ カスタムオブジェクトを追加”を選択します。
オブジェクト件数は、最大10件まで作成可能です。
②データの用意
Flyleにインポートするデータを、CSV形式で用意します。
💡CSVテンプレートの利用
データをご用意いただくにあたり、下記手順でCSVテンプレートをダウンロードいただけます。
ダウンロードいただいたテンプレートにデータを貼り付けていただくことで、データ形式の誤りを防ぎやすくなります。
■CSVテンプレートダウンロードの手順
- Flyleのフィードバックビュー右上の「インポート」ボタンをクリック
- 「CSVテンプレート」をクリック
💡インポートデータのファイル形式(CSV)
ファイル形式において、1MB以上はCSV(目安4000-5000件以上)を推奨しています。ExcelからCSVで保存する場合、文字化けを防ぐために「UTF-8」で保存してください。
③ データのインポート
カスタムフィールドの設定後に、フィードバックをFlyleにインポートします。
💡インポート済みデータの更新について
インポート済みデータは、「更新インポート」によって、後から一括で更新いただくことが可能です。
更新インポートの数は、月間の使用量に換算はされませんが、データ更新によってAIによる再分析は行われません。